2015年10月8日木曜日

2015広大自治会選挙、いよいよはじまるぜ・・・!


 というわけで、いよいよ明日から、2015年の広大自治会選挙は一週間(9日~16日)にわたって投票日となります。

 今年の選挙は森田寛隆委員長候補の信任投票となります。


投票方法は以下の3つとなります。

(1)クラス投票


①授業前に、選挙管理委員会がクラスに行きます
②投票の仕方を説明します
③投票用紙をお配りします
④候補の訴えを参考に、投票用紙に記入してください
⑤選管が投票箱を持ってまわるので、そこへ投票してください
⑥学籍番号のチェックシートへの記入をお願いします。二重投票がないかを確認するためであり、誰がどんな投票をしたかがわかることはありません

(2)仮設テント投票所での投票


選挙期間中の平日12:00~17:30に、総合科学部棟前に投票所を設けます
①投票用紙をお渡しします
②記入して投票箱へ入れてください
③二重投票がないか、広島大生かを確認するために、学籍番号のチェックシートへの記入をお願いします。

(3)サークル投票


①サークルBOXに選挙管理委員会が行きます
②投票の仕方を説明します
③投票用紙をお配りします
④記入して、投票箱へ入れてください
⑤二重投票がないか、広島大生かを確認するために、学籍番号のチェックシートへの記入をお願いします。

 よろしくお願いいたします。


 森田寛隆候補から立候補声明が出ていますので、転載します。広大生のみなさんにおかれましては、ぜひ目を通していただいて、投票をお願いします。

<スローガン>

●戦争協力拒否できる団結を! ストライキで戦争止めよう! 

○巨万の怒りの声と共に、安保法制を廃止しよう!
 ○大学の戦争協力阻止! 三菱重工を経営協議会から叩き出そう!
 ○公安警察のスパイ化・不当弾圧許すな! 4学生を取り戻そう!

委員長候補:森田寛隆(総合科学部)

 私はこの8~9月、国会前の安法法制反対の行動にたち、真剣に声を上げる膨大な労働者・学生と行動をともにしてきました。安保法制は成立してしまいましたが、今も怒りの声が満ち満ちています。しかしながら、この怒りの声が大学の中では分断されています。本当に戦争を止めるために、大学の中から戦争協力に反対できる団結を蘇らせなければならないと思い、今回の自治会執行部選挙に立候補しました。

●戦争協力拒否できる団結を!ストライキで戦争止めよう!


 9月19日未明、安保法制の強行採決をもって、戦後日本のあり方が大転換しました。3月末までの施行によって、ウクライナ・中東での戦争、そして朝鮮半島での軍事的緊張の中で、政府の決定一つで戦争に突入することが可能となります。
 この転換は単なる国防の問題、自衛隊だけの問題に止まりません。戦争のためには、大学で軍事研究が行われ、労働者が武器をつくり、運び、その武器をとる若者を生み出す構造全体が必要です。私たち自身が、膨大な労働者・学生が戦争協力する構造。この構造が安保法制の採決を前後して、急速に構築されています。防衛省による3億円規模の軍事研究公募、武器開発・輸出を一手に担う防衛装備庁の発足、貧困の中で学生が自衛隊加入を選択せざるを得ない経済的な徴兵制。全てが一体で進められています。
 また、安保法制には「国民の協力」と称して公務員はもちろん、JRやNTT、電気・ガスといった公共に関わる労働者全体が戦争協力に動員されることが明記されています。若者として、また、これから研究者・労働者として未来を担っていく私たち自身が、この戦争協力をするのか否かが問われています。しかし、逆に言えば、戦争協力する学生が、労働者がいなければ戦争はできないのです。私たち自身が、学友と共に、労働者と共に、戦争協力拒否のゼネラルストライキに立ち上がれば戦争を止めることができます!

 私たちはそもそも、何のために大学に来たのでしょうか?自分のやってきたことが、戦争のために利用されることをも仕方ないと諦めるために学問しているのでしょうか?ノーベルのダイナマイト発明の話のように、技術・知識そのものの問題ではなく、その技術・知識が何のために使われるのかという問題です。真理の追究、社会をより豊かに、病気の根絶、より良い教育を、こうした思いを大学で、あるいは労働者になって実現するために学生になったのではなかったでしょうか?この思いを、一握りの企業・資本家が利益を得たいがために利用しようとしています。武器輸出の推進、大学の軍事研究推進、これらは広島大学の経営協議会に入っている、日本最大の軍事メーカーである三菱重工が先頭で行っていることです。私たちに戦争協力をさせようとする一握りの資本家たちを倒しましょう!
 もちろん、この戦争協力は、「研究室や大学の決定」「仕事」として私たちに強制されていきます。これに対して、個人で戦争反対と思っているだけでは反対するのは困難です。クラスや研究室の仲間と共に、戦争協力絶対反対の全学的な団結をつくっていきましょう。戦争の悲劇も、「仕事だから」「命令だから」と極限的な支配に学生・労働者が従ってしまったからこそ起きたことです。「We weren’t born to follow. - 私たちは従うために生まれたんじゃない」。この学生自治会のスローガンを引き継いで、支配を打ち破るストライキを実現しましょう!

 ストライキを訴えているのは私たちだけではありません。東北大学・京都大学では前期にストライキを訴える自治会執行部を確立し、これから戦争反対のストライキを実現すべく闘っています。東北大・京大のストライキに連帯しましょう!全国学生の団結こそが、この強められていく大学の支配を打ち破っていく力です。支配を打ち破って私たち自身の学問を取り戻そう!

 何より今、社会を実際に担っている労働者が、戦争協力絶対反対、労働者を使い捨てにする職場のあり方に対して怒りの声をあげるストライキで闘っています。動労千葉というJRの労働組合は、10月1日、職場の仲間の仕事を奪う外注化反対・戦争協力拒否でストライキを行いました。仲間の不当な扱いを許さず、戦争を止めるのは自分たちだと行動で示しました。
 世界を見れば、イラク戦争さなかの2008年、ILWUというアメリカ西海岸の港湾労働者の労働組合が、「イラク戦争を直ちに終結させよ」と西海岸全ての物資輸送を止めるストライキを行い、これにイラクの労働者が応えてストライキを行うという、戦争当事国の労働者同士が国境を越えて戦争協力を拒否する大きな行動を行いました。
 労働者・学生を使い捨てにし、戦争を必要とするのは、いずれの国でも一握りの支配者・大資本家のみです。だからこそ、戦争反対の団結、ストライキは職場・キャンパス・国境をも越えて拡大していきます。広島でも、広島連帯ユニオンという労働組合が、非正規雇用撤廃・ゼネストで安倍倒そうと訴えて、ストライキを準備しています。学生が未来を担い、労働者が社会を動かしている。職場・キャンパスを越えた団結が戦争を止める力であり、新たな社会を作っていく力です。将来労働者になっていく私たちが、こうした労働者たちとも連帯して大きな戦争絶対反対の団結を作り上げましょう。

○巨万の怒りの声と共に、安保法制を廃止しよう!


 安保法制反対で国会前には連日数万、数十万という膨大な人々が押し寄せました。私自身もこの安保法制阻止の行動に連日立ちました。国会正門前では機動隊とデモ隊の激しい激突になり、その中で機動隊の鉄柵を実力で突破し、国会前の車道を連日解放させたのは、戦争を絶対に繰り返させないという全国から集まった労働者・学生の生き方をかけた真剣な行動でした。集まった人々は、深夜まで声をあげ続け、国会前での25人もの不当逮捕にもひるまずに安保法制を阻止すべく闘いました。全国では100万人が行動に参加したと言われ、成立後も8割の人々が納得していません。
 私たちは未来を担う学生として、この巨万の怒りの声と共に、戦争への道を開く安保法制を廃止する行動に立ちましょう!全国・全世界の労働者・学生と共に戦争絶対反対の10・21国際反戦デーへ!

○大学の戦争協力阻止!

三菱重工を経営協議会から叩き出そう!


 7~8月に行われた防衛省の3億円規模の軍事研究公募に58もの大学が応じました。10月1日の防衛装備庁の発足をもって、来年からは20億円もの予算をつけるといっています。更なる大学の戦争協力は必至です。
 広島大学は「平和を希求する精神」を掲げている以上、今回は応じませんでしたが、広大の経営協議会には、日本最大の軍事メーカーである三菱重工の相談役・佃和夫氏が入っています。三菱重工は昨年の武器輸出解禁のために政界に働きかけ、今年の9月15日には「武器輸出を国家戦略として推進すべき」と提言しています。こんな企業が広大の経営に入っている以上、いつ戦争協力に転換してもおかしくありません。また、佃氏は教育再生実行会議の副座長を務め、産学連携を建前に、大学を戦争協力拠点に仕立てあげようとしている張本人でもあります。三菱重工を経営から叩き出し、大学の戦争協力を阻止しましょう!

 戦争協力の背景には大学に対する支配の強化があります。昨年から、文系学部を改廃せよとの文科省の申請があり、「学問の自由」を言っていたはずの全国大学がすでに応じてしまっています。広大では教育研究科の改組として応じるとしています。スーパーグローバル大学に選ばれたことをもって来年度から本格的に導入されるクォーター制も、この国家に従属していく大学のあり方の中で進められていることです。「奨学金が返せないなら自衛隊に行け」。経済的な徴兵制が危惧されるなかで、国立大学の学費の値上げということも狙われています。こうしたあり方は、大学の権威があれば反対できるわけではありません。大学の主人公は学生です。戦争協力と一体で進められている大学の支配強化を学生の団結で跳ね返しましょう!

○公安警察のスパイ化・不当弾圧許すな!

4学生を取り戻そう!


 戦争が、安保法制成立をもって間近に迫っていることを示しているのが、10月1日開講日に行われた広大への公安警察による強制捜索でした。
 公安警察は、治安維持を名目として人々の思想・信条を取り締まる私服警官で、戦前、戦争反対の声を監禁・虐殺によって押しつぶした特高警察の流れをくんでいます。今回の捜索は、福島大生が公安警察のスパイとして全学連の情報を売り渡していることが発覚し、真実を話すよう求めたことを「監禁」、逃げ出そうとして落下したことを「致傷」として「監禁致傷」だと、公安警察のでっち上げた事件に関連しているとして行われました。このでっち上げ事件で4人の学生が今も逮捕されています。
 この弾圧は、安保法制への怒りの声が高まる中で、大学の中から学生が戦争反対の声をあげさせないための弾圧です。広大当局は、昨年自治会の質問に回答する際、「大学の自治」があると言っていたにも関わらず、大学に公安警察を入れ、このような不当なでっち上げ事件の捜索に応じてしまっています。昨年、京都大学に潜入していた公安警察を学生が摘発し、大学から追い出したように、学生の団結こそがこの弾圧を打ち破る力です。
 弾圧を許さず、4人の学生を奪還しましょう!


学生の意志を、選挙を通して形にしよう! 
みんなの投票、まってるぜ!







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